« February 2004 | Main | April 2004 »

2004.03.28

中館騎手とシーイズトウショウ

ヒシアマゾンで豪快に追い込みを決める中館騎手の姿は、鮮烈でした。最後方待機で道中を進んでも、平均ペースで流れても、いざ追い出しをかけたら、異次元の脚で牛蒡抜きにするのです。

が、中館騎手といえば本来、スタートの上手な騎手として有名で、平坦小回りコースなら、逃げてよし、先行してよし、と手腕を発揮するのですね。それは信頼がおける騎乗で、中京や小倉、福島などでは勝ち鞍も多彩。

ところで阪急杯で2着したシーイズトウショウは、主戦の池添騎手がG1馬デュランダルに騎乗することになり、この馬で2度めの機会となる中館騎手に手綱がまわってきたのでした。

中京の6ハロン戦で、しかもG1で、先行激化の予想が容易にできて、どう考えたって差し脚が有利なレースで、果たして中館騎手の先行脚質が活かされるか。短距離路線に活路を見出したシーイズトウショウは、3番人気なら有力、と思った馬券でした。

終わってみれば強い2頭。中段から抜け出したサニングデールに、直線で最後方からデュランダルが強襲。先行集団は為す術もなく、一気に交わされたのでした。中館騎手も動けず。粘るギャラントアローに先んずるが精一杯の5着。

CBC賞で久しぶりに中段から差しきらせたのは、安藤克己の兄、安藤光彰騎手でしたっけ。

平馬でも重賞でも中京の1200メートルは電撃戦になることが多く、差し馬が台頭するケースが目立ちます。なかなか競馬は難しいものですねえ。

今日は中館騎手が、JRA通算1000勝を達成。おめでとうございました~。サニングデールもG1初勝利。おめでとうございました~。馬券?ま、半分ほど返してもらいまして・・・ご愁傷さまでした。(;_;)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.27

元返し馬券

日経賞は外から差したゼンノロブロイを振り切って、ウィンジェネラーレの逃げ切りで決まりました。単勝1.0倍という破格の人気を被り、果たして休養明けで応えられるのかが見処でした。

有馬記念の3着とは云え、あんな無茶の走り方をしたリンカーンを、ついに捕まえることもできず敗退。どう考えても、過剰な人気ではありませんか。

そこで馬券は、ゼンノロブロイを外した、ウィンジェネラーレを含む4頭の単勝。加えて、そのボックス。しめしめ、まんまと負けてくれたら、大喜びの2500メートルでありました。

終わってみれば馬連はハズレ。単勝は的中したものの、直前の配当は約15倍。投資が2000円ですから、200円を買っておけば、充分に儲かるのですね。

しかして確定。払い戻しは10倍丁度。あー、まあ、きっちり元返しだから、いっか。と、毎日杯へ。キングカメハメハの複勝で完全に降参していたので、後続に2馬身半の差を付けて1着入線した結果を聞き、さても僅かに浮いたかと思うや、なんと複勝は1.0倍の元返し。

負けは無いのだから良いのですがね。競馬新聞代さえ──。トホホ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.23

余話ハルウララ

高知競馬のお話で持ちきりになりましたね、ここ数日。鞍上の武君も、どんな心境で騎乗したのやら、仕事の一つにはちがいありません。

ところで、彼と彼女が走った高知10Rは、ハルウララを見切った馬券で、単勝と馬連を的中させました。たった700円ほど稼いだだけです。まあ、初めて見るインターネットの馬柱から予想したにしては上出来なのですが、いえ、これが競馬と云うことを実践してみたかったのです。

世にハルウララの単勝を買った人が何人いたのでしょうか。

馬番5番の単勝は、1.8倍。ほとんど勝ち目のない馬に、異常とも思える人気が集まるのです。もはやこれは競馬ではありません。どんな馬券を買おうと大きなお世話なのだけれども、気の毒なのは、単勝馬券を買ったらハルウララが喜ぶと思い込んでいる方々。

基金でも募って、馬主さんや厩舎に進呈するなら気持ちも届きます。しかし単勝が3億円売れたって、ハルウララが稼げるのは、入着賞金。そう、1着になったら授かる11万円なのですね。

武君人気とハルウララ人気。不況の現代にあって、格好の脚本とキャスティングでした。

ハルウララグッズがたくさん売れて良かったですね。

| | Comments (0)

2004.03.21

阪神大章典

 ま、出馬表が出る前の出走登録を見ただけで馬連なんて判るのだけれど、その2頭が負けるというデータを持っているから、穴屋の血が騒ぐのです。

G1馬が出走したら軸にせよ。1人気は10年連続連対。これだけで洗い出されるリンカーンとザッツザプレンティの馬券。

しかしながら、競馬ブックはザッツに翳りを落とし、週刊競馬ブックがリンカーンは来ないと云う。じゃあ軸は?ファストタテヤマ。相手は?エリモシャルマンに・・・と、当たらない馬券はズルズルと的中の二文字から遠ざかっていったのでした。

そして買った馬券はファストが軸のエリモ、ナムラ以下、数頭へ向けた馬単折り返し。

逃げるゼンノスィングを捕らえたのはリンカーン。追う形でザッツが。後方から押し上げたファストが追い込むも、足色はザッツ並。え~い、止まらんかい!>リンカーン

ファスト以降は誰もついてくるでもなく、極めて平穏に馬連150円の確定ランプが点灯したのでした。

儲かりませんねえ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.20

ワイドと馬連

馬連とワイドでは、どっちが儲かるのでしょうか。

穴馬を捕まえていても、相手を間違っていたら馬券は言うまでもなくハズレ。2着に飛び込んだ軸の10番人気馬でも、3番人気の相手が3着に沈み、勝ち馬を買っていなかったら・・・そう、ワイドなら当たり。しかも、3番人気-10番人気のワイドですから、配当に妙味があります。

連対圏内の穴馬を捕まえることができても、的中馬券にもっていくのは、なかなか難しいものですね。

今日の中京では、1Rで先述のパターン。5Rでも同様。途中で少し取り返したものの、結果はワイドなら充分にプラスになっていた一日でした。う~む。

というワケで、本日は負け。(;_;)

さて、明日は中京と中山で勝負です。重賞?

はっは、そりゃザッツとリンカーンでしょ!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.15

またぞろ中京競馬

えーっと、昨日は今週末の高配当ゲットでもっていい気になり、飲みまくって爆睡。週末更新が滞ってしまいました。

当たらない馬券のはずなのだけれど、今週はどうしたのでしょうねえ。いや、当たるに越したことはありません、はい。

なにしろ、先週の中京記念で飛び出した720倍を買い損ねて、完全にふてくされていた中間。それでも馬券に集中して、なんとか取り返しはじめた今週でした。

それにしても、3歳馬限定の重賞競走は、さっぱり当たりません。なんで小倉を使ってきたムーヴオブサンデーが勝ってしまうのでしょうねえ。コウエイロマンなんていうのもいましたが、普通、中央のステップを使うのが強い馬の証なのに。

とはいえ、かつてのビリーブやアグネスワールドのように、小倉出走したにもかかわらず、後にG1で身を立てる馬もあります。いや、あっぱれ。

しかし馬券はヘボヘボ。(;_;)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.13

中京うふふ

700倍を取り逃がした中京の今開催。気分一新で仕切り直すために、この中間は馬のことをあまり考えずに過ごしたのでした。

そして今日。4Rの150倍をチップしたあと、7Rの200倍をいただき。当たらないはずの惨敗馬券blogは、俄然、活きの良い自慢blogになってしまったのでした。(笑)

さらに9Rの130倍も、すんでのところでゲット。いや、すっかり本調子なのであります。うっしっし。

ときに中京2Rにて。新人の藤岡騎手が初勝利。傲りのない真摯なコメントに好感を持って短波ラジオを聞いていたのでありました。昨年の長谷川君や石橋君のように、若さと度胸で騎乗してくださいね。

もっとも、特別競走では減量の恩恵がないので、馬券は買いませんが──。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.07

720倍

開催週から二桁人気の馬が大穴を開ける中京競馬では、多聞に漏れずメイン競走で最低人気のメイショウキオウが逃げ切りました。相手も準オープンを勝ったばかりの昇り馬。配当は720倍と、景気良く荒れたのでした。

『中京記念は4番人気以上の馬を軸に、小倉大章典組を買え。』

明確な傾向が出ているにもかかわらず、単勝人気を調べる余暇がなく、勝手な予想でタガノマイバッハを軸に据えたら、出来上がりは5番人気の12着。結果は言わずもがな。

いやしかし、それにしても720倍とは声が大きい。一度は手にしただけに、悔しさもひとしお。もうこんなチャンスは無いかもしれないなあ・・・。

ところで兵庫競馬から中央入りした赤木君。有名な小牧君と一緒に騎手免許を取得した人物なのですが、交流競走時代には勝ち鞍なし。ほとんど目立たない存在でした。

ところが中京へ参戦した途端。そう土曜日の2Rで6番人気を勝たせ、後にも人気薄で穴を開けまくり。日曜の10Rには、14番人気を2着に持ってきて、波乱の立て役者となったのでした。

必ずしも先行有利なコースとは云えない中京で、しかも人気を下げた中堅の馬で連対するためには、僅か2分足らずの競走中に刻々と変化する局面を読み、予測し、イメージ通りに馬を気分良く走らせるしかありません。たとえ走らせたとしても──。

すなわち騎手の腕なのでしょうね。はっきり云って武君なみのセンスを持っている名ジョッキー。来週からが楽しみです。

話は戻りますが、もうタガノマイバッハと安田康騎手は買いません。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2004.03.06

中京開幕

いよいよ待望の中京競馬場が開催になりました。

穴屋としては裏開催は格好のネタでして、小倉とか福島とか、大好きなのであります。トリッキーなコースで思わぬ展開となり、ベテラン騎手が翻弄され、一か八かの作戦が填ったときの醍醐味・・・いえ、そんな馬券を持っていたときの歓喜といったら、有馬記念の狙い打ち的中と同じくらいの感動なのですねえ。

その開催の癖を見抜き、穴馬を探し出すも楽しみの一つ。ええ、今開催の中京でも、さっそくアタリが付きました。

今日?

ま、探りを入れるトライアル馬券なので、的中は一つですが。(^^;

しかし、単で必ず来ると踏んだダークスワンは、見事1着。これなら今回の中京は見切ったも同然。いきまっせ!

(中京記念は、たぶんタガノマイバッハ)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« February 2004 | Main | April 2004 »