助かった・・・ハイアーゲーム
強かったですね~、キングカメハメハ。あの府中の直線で押し合い圧し合いをしている馬群の中から、一頭だけグイと一伸びする根性は素晴らしい。久しぶりに勝負根性のある馬と競馬を見せてもらいました。松田師もG1三連発で悲願達成。いや、本当にお見事でした。
一方、2番人気を死守したコスモバルクは、珍しく道中で後ろを振り返る騎手の姿がありました。いかにも後ろのダイワメジャーとキングを意識したか、とても残念な結果でした。自身は2400mの体力を持っていたと思うのですが、600mを残し、外を回らせて先頭に立ったのでは、とても勝ち目がありません。むしろ、出鞭を入れて引っかかり気味に大逃げを打つマイネルを行かせ、2,3番手追走で良かったのですがねえ。
ところで、ハイアーゲームがダービーを勝ったら、大損害を被る約束をしていたので、蝦名騎手の手綱さばきは気になりました。もし勝っても被害が無いように、ハイアーゲームの単勝保険を買っていたワケです。
予想よりも前でレースを進めた蝦名騎手は、1000mの通過タイムが57秒そこそこだった事を感じていなかったとも思えませんが(後藤騎手の大逃げに惑わされたのですかね?)、結果としては、ハーツクライに足下をすくわれる格好になってしまいました。本来は、立場が逆と思っていたのですが・・・。
キョウワスプレンダ以下の馬は、超ハイペースに利して後方から突っ込んできたようですが、これは力差。掲示板が精一杯だったようです。
しかし、今回の超抜レコードの決着で、やや先行気味に走って、しかも400mを追い通しでいながら最後の一完歩。キングカメハメハの強さが印象的な優駿でした。
さて、昨日の金鯱賞の結果をさぼっていましたが、信頼を寄せていたザッツザプレンティが、なんと3着。勝ったのは、堂々のG1馬タップダンスシチーでした。
まあ、 金鯱賞で牝馬を推すのは近年、危険でしたね・・・アドマイヤグルーブと雌三冠馬。
ところで、このザッツという馬は、どうもムラ駆けが目立ちます。道悪上手はわかりますが、道中の勝負処で捲って上がれなかったら、その後はほとんどやる気なし。そんなに気性が悪いようにも見えないのですがねえ。
それに昨年の3歳は、ちょっとレベルが低いのでしょうかね。三冠馬、二冠馬が誕生するので、ちょっとビックリしましたが、弱い者同士で競って二、三冠だったように思えてきました。なによりも、有馬記念でシンボリクリスエスにぶっ千切られたあの着差こそが、実は力関係だったのかも知れません。
えーっと、今日の中京5R。障害競走で170倍をゲット。今年6本め。これでまた当分のあいだ遊べまする。(^^;