乗り替わり
乗り役さんは、自分の思い入れた馬に乗るために調教師に依頼をしたり、厩舎の側から騎乗依頼があったり、はたまた馬主さんの意向で乗る馬が決まったり、いろんなケースがあるようです。
現代競馬は馬が3割、騎手が7割と云われるほど、鞍上の手腕に依るところが少なくありませんから、馬と騎手の関係は、馬券を買うときにも重要な理由になるのであります。
お手馬と呼ぶ主戦騎手の不振を立て直すため、敢えて初顔合わせの騎手と馬を組み合わせる事もあります。馬の気性や体力、癖などを知り尽くした騎手ではなく、一か八かの奇策に出るのですね。テン乗りの巧い騎手は、だから重宝されたりするのでしょうね。たとえば柴田騎手は、テン乗りのヨシトミなんて呼ばれたりします。
函館競馬の馬柱を見て、9R。HTB杯は 3歳1000万円下条件の牝馬限定戦。昔からある有名なレースです。
聞くところによると──それで古新聞で検証してみたら、函館で逃げ馬、先行馬に乗る藤田騎手は、物凄い連対率を持っているのでした。9Rでは、逃げ馬メジロマリーにその藤田騎手が騎乗する、と書いてあります。これを買わない手はありません。(ひっひっひ、馬連の軸は盤石やん!)
今日は仕事で短波ラジオも聞けないので、朝のうちに馬券を選んで、ちゃっちゃと投票したのでした。そして夕方(さっきだよっ)。
新潟のメイン競走で10倍の1人気馬券が当たっただけで、半ばふてくされながら、しかし50%以上の期待を込めて、HTB杯の結果を見たのでした。軸は1番馬。相手は1番人気のエルノヴァ、6番。
ほほう、エルノヴァは勝ったか。んで、2着は・・・ん? おや、1番馬ではないのねん、、、はて、なんで?
まあ、仕方ない、いくら逃げの藤田とはいえ、100%連対とはいかないもんね、まあ、仕方ない。それでは、いったい彼は何着だったのかねん?──と、着順表を上から順に見下ろすも、騎手欄に藤田の名前が無いじゃありませんか。れれれ?9Rではなかったっけ?
んならメジロマリー、1番馬は?
・・・じゅ、12着! あの藤田が、、、って、小野次郎じゃんか。ひぇ~!
何があったのか知らねども、いつのまに乗り替わりになっちゃったのかい?小野君のメジロマリーなら、最初から買いましぇん。(ToT)
ところで明日の関屋記念。
◎ブレイクタイム
○マイネルソロモン
▲ミッドタウン
△チアズブライトリー
×トーセンダンディ
上位3頭で決まったら、ちょっと儲かります。(笑)