阪神JF(Racing Blog 2004より)
またまた興味深いお話しがRacing Blog 2004にありました。このところは手前のBLOGを書き下ろすより、氏の文章を読み進めるほうがずっと面白くて、すっかりファンになってしまったのであります。いえ、持ち上げるのではなくて、ホント面白いんですって。(笑)
さて、阪神JFの前に、本日のステイヤーズSの結果など。
長丁場のレースは紛れることが少ないと言われる競馬ですが、昨年のここは中波乱。このところの負けを取り戻すべくアタマに血が上ったが運の尽き。
ダイタクバートラムもグラスポジションも不要とばかりいきり立ち、一旦は馬券を組み立てたのでしたが、いや冷静さを欠いてはいつぞやの二の舞(おっと、二の舞どころじゃあ無いよ・・・)と思い直し、務めて冷静な視点に立って出走馬を見直したまでは良かったのでした。そう、決して不要な馬ではなくて、彼らこそ、ここの主役。
素晴らしい先見性ではありませんか。負けても尚、我慢強く人気馬を買いに行き、まずは当てる事が重要と思い直すなんて。かくて買った馬券はチャクラを軸に件の2頭へ。阿々、なんたるお目出度い予想なのだろう。
直線。大外から一気にまくったダイタクバーとラムの鬼脚といったら、もう! さらに連れて追い込んだグラスポジションの間合いといったら、もうもう! で、肝心のチャクラ君は、どこ? へ、8着? 勝ち馬から1秒も遅れて入線。ふ~ん。
ま、そういう次第で閑話休題。
阪神JF。昨年は岩田騎手の絶妙な逃げに冷や汗をかいた同レースでした(ちなみに今日のヤマニンアルシオン-阪神11Rゴールデンホイップトロフィー14頭立ての14着。う~む)。とにかく前走ファンタジーSの2着~4着の馬を消してかかれば高配当というカルト馬券が通用したりする競馬です。
最有力は、たしかにラインクラフト。そのファンタジーSでは、まことに強い印象を受けました。が、果たして──。
馬券の軸はジェダイト、デアリングハート、押さえに休養開けのアンブロワ-ズ。これらに、もちの木を逃げ切った伏兵、キャントンガールをくっつけた4頭ボックスでいきます。
これで、JCの負けは返してもらいます。うしし。
ところでRacing Blog 2004の氏が曰く、馬は威嚇によって序列を作るか、とあるお話しには、とても興味を惹かれました。かつて試みた馬券術に、群を成す馬の中でも牝馬は、強い上下関係があるという研究(!?)に基づいたものがありました。
平場競走において、前走で共に走った牝馬同士は、その前走の着順が逆転しない、という定義です。すなわち、同じ番組を使ってくる牝馬は、最先着馬以外、買う必要なしなのですね。これは有り難い。
たしかに仰せの通り、はっきりした傾向が見られました。が、しかし、だからといって的中馬券を持つには道程が遠く、結局は稼ぎを挙げる前にギブアップ。16頭立てで3~4頭減ったところで、そう易々とは当たりませんね、万馬券。
ついでに有馬記念のお話し。
どうやらゼンノロブロイは、昨年のシンボリクリスエスほどの迫力は無いものの、力関係から見て有力のよう。相手は、再度デルタブルースを推したいと考えています。
嗚呼、今年も競馬が暮れてゆく・・・。
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