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2005.01.25

小倉競馬特攻隊

(うへへ・・・)小倉競馬、冬の一開催が始まりました。中央競馬の最も近い競馬場が小倉競馬場なので、夏の連続開催と、この冬の開催は、とっても楽しみな私的競馬の祭典。

競馬場へ行くと──サラブレッドの息づかいを実際にパドックで見ながら(うひひ)予想を立て、「止ま~れ~!」の合図で馬道へ消えていく騎手と競走馬を見ると(ぐふふっ)、『競馬って、いいなあ~』と、ポケットに丸めて突っ込んだ外れ馬券の事をすっかり忘れて嬉しくなってしまうのでした。

ローカル開催というのは、なかなか有名な競走馬が来ないのだけれど、でも厩舎で厳しい調教を受け、助手さんの愛情を糧に目標のレースに臨む馬たちが集います。

平坦で小回りのトリッキーなコースは、先頃の改修でスパイラルコーナーを得て、思いの外時計の早い馬場になり、かのアグネスワールドが芝1200メートルで、いきなり1:06.5の日本レコードを叩き出したほど。そんな競馬場を目指して、各馬は自己条件に勝つため、ここに集うのですね。嗚呼、競馬のロマン。

ところで、毎年の小倉へ出撃するのだけれども、パドックを見てどうかと云うと、これがサッパリ。いや、サッパリどころか、前日に勝った競馬ブックの馬柱で予想した馬券は当たる事があっても、実際の馬を見て選んだ馬券は、ほとんどハズレやがるのでした。

「う~、踏み込みが甘いねえ」と云ったら、逃げ切り勝ち。

「気性が悪すぎる」と云ったら、絶妙な好位差し切り。

「あの馬体はいいかな」と云ったら、まんまと出遅れ。

まるであべこべで、早い話が馬を見る眼がまったく無いという現実なのであります。そこで友人に、パドックで何を見るか、と尋ねてみたら「歩様ですかね。けっこう当たりますよ」だって。

うーむ、試してみようかな。しかし、歩様たって、歩く何を見れば良いんだ???(^^;

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2005.01.23

2重賞の結果

あ"~、もうレースを回顧するのも嫌になってきました。いったい何時になったら的中するのか、もうこのまんま一生、馬券は当たらないのじゃあないかなあ・・・。

別にふざけて選んでいるではない、クラフトワークにはシャッポを脱いで○を打ち、ヒシアトラスには自信を持って◎を持ってきたのにね。かたや京阪杯以来のエアシェイディにやられ、他方はブラックコンドルの前に沈没。ジンクライシスが僅かに差していてくれたら、元返しくらいにはなっていたのに。

来週から単勝にしようかなあ。とほほ。

しかしブラックコンドルは良い競馬をしました。どこか展開に助けられたところはありましたが、好位に控えて最後は一踏ん張り。エルコンドルパサーの仔はダートで良いのですが、ついに重賞で通用する産駒が登場。フェブラリーSは高嶺の花でも、今後が楽しみな一頭です。

ヒシアトラスは福永騎手の手腕が光りました。京都を知り尽くしているというか、直線を向いて前が開かないと見るや、慌てず足を溜めて辛抱。内が開いた一瞬を逃さず、実に良い反応で抜け出しました。ことさらダートでは巧みな騎乗を見せるようになりましたね。

AJCCでは、クラフトワークの強さが際だったよう。歩いてきた道はクラシックから離れていたけれど、この馬は強くなったものです。エアシェイディは典型的なサンデー*ノーザンの仔のような走り方。2200メートルでも、中山なら通用sました。休み明けの調整も申し分なく。

本命に推したグラスポジションは、ステイヤーズと同様の後方からの競馬。差してはきたけれど、おおよそ6馬身も届かず。柴田騎手なら、もう少し前で競馬をすると思っていたのですがねえ。ブロードアピールかヒシアマゾン並の末脚でも持ってこなくちゃ、間に合いませんね。(笑)

さて、来週も競馬、あるのですかね(あるに決まってるじゃん)。はぁー、、、。

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2005.01.20

懲りない馬券(先行予想)

もうブルーもブルー。愚痴を吐き出すだけ吐き出して、ますます惨めな気持ちになるのですから、もう惨敗馬券も佳境です。気持ちはブルーでサイフは真っ赤。お先真っ暗の2005年重賞バトル。も~いやっ! と喚き散らしてみたものの、中日になるとトレセンの追い切りが新聞に載り、ふむふむと時計を読んだりするのでした。

まあ、懲りない馬券屋は、今週もまた。

というワケで、今週末は(どうも怪しい空模様ですが)中山でAJCC、京都では平安Sが開催されます。冬場の、フェブラリーSを目論んだダート重賞は、なかなか興味深いもの。

芝から砂上へ転向してきた馬が好走するガーネットSとは反対で、しっかりダートを走ってきた、しかも淀に実績のある馬が結果を出す──ときには、凡走を続けて人気を落としていた馬が驚かせるレース。昨年は好位から抜け出したクーリンガーが波乱の片棒を担ぎ、ちょっとざわめいた平安Sでした。

いえ、なんで覚えているかって、その180倍をせしめたので、はっは、ゲンキンな記憶ではあります。

今年の登録馬を見てみると、JCDを3着したジンクライシス。ダート適正を見出したピットファイター。この辺りが人気する模様ですが、狙い目は、先述の傾向を当て嵌めてみて、まずヒシアトラス。暮れの師走Sでは、きっちり人気に応えた1馬身半差の1着。

重賞連対こそ無いものの、昨年はマーチSを4着して以来、アンタレスS、東海Sと好走。これに先着していたタイムパラドックス、アンドウォールらが不在のここなら、いよいよ順番がまわってきたと云って良いでしょう。

中距離のダート競馬というのは、近年ではエムアイブランやオースミジェット、マイターンなど、その世代に君臨する強いダート馬がいるものですが、どうも先達が引退した後は、そういう確かな強い馬がいなくなってしまったように思えます。こういう空白の幾年かには、もしかしたら地方競馬から強いのが出てくるかも知れませんね。

一方、芝2200メートルで競うAJCCでは、やはり人気でもクラフトワークには逆らわないほうが良いのでしょうか。

ちょっと気になるのは、2000メートル超で堅実なグラスポジション。ア共和国杯でコケた後、ステヤーズSではきっちり巻き返しての臨戦。金杯で一歩及ばなかったキーボランチが距離適正を見せ、いよいよ重賞に王手を掛けてきた印象。

先週の後遺症もありますが、予想はかな冷静にできたつもりなんですがねえ。

当たってみんかい!
(やっぱり焦れ込んでますか?(^^;)

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2005.01.17

なんと惨めな・・・

武豊騎手のBLOGに、さっそく日経新春杯の騎乗について書かれていました。それを知ったのは、昨日のログのトラックバックを辿ってから。

揃ってみなさんの、なんと潔いこと!

負けてなお、後藤君の名誉を思われる姿勢には、まったく頭が下がります。それに引き替え、はっは、よくもまあ長々と書いちゃったものですね、私。

ますます惨めな月曜日。(ToT)

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2005.01.16

後味わる~、日経新

「レバタラ」は勝負の世界では野暮なものと知ってはいても、まあこのパトロールビデオを見てくださいな。

第52回日経新春杯(GII) 全周パトロール映像(JRA公式サイト)

悩んだ末に対抗と据えたのは、マーブルチーフ。軸はもちろん、信頼すべきナリタセンチュリー。

昨年の好走と同じようなステップで臨戦したマーブルチーフは、素軽い追い切りを見せ、得意の京都に戻ってきました。乗り役は、お手馬にしている池添騎手。実は昨年も直前の鳴尾記念で池添騎手から笠松の名手、川原騎手に乗り替わり、本番の日経新春杯で池添騎手へ。今年は安藤光を挟んで再び。

ゲンを担ぐものでもないのですが、馬にとっても何かのきっかけを与えたに違いないと思い、マーブルチーフにほぼ全額を託したのでありました。

4コーナー手前。

ピッチが上がる勝負処で動いたのは、本命馬ナリタを見ながら後方で競馬をしていたサクラセンチュリーでした。

『よし、彼が先に動けばナリタ有利の展開は間違いない。あとは直線で伸びるマーブルが踏ん張ってくれたら・・・!』

ほぼ思惑通りの展開に興奮し、固唾を呑んで短波ラジオを耳に押し当てていると、実況が曰く、「ナリタセンチュリーは後退!」

『な、なんで??』

あれだけ手応え良く追い出したのに、足下に何かあったかと思わせるような止まり方です。しかし競馬は止まりません。そのまま外から末脚を伸ばしたサクラは、見事に(くそっ!)マーブルを差し切り、めでたくG2勝ち(何が勝ちなものか、ぺっ!)。

どうにも不可解な止まり方に納得がゆかず、さっそくグリーンチャンネルを持っている師匠に電話で尋ねると、4コーナーで馬体を合わせたとき、激しくぶつかった。しかも執拗に内へ切れ込み、走路妨害の疑いがあって、審議。なんてこった。

なにしろラジオの実況では、直線の追い比べを喋っていますから、実際に最終コーナーで何が起きたか解りません。が、パトロールビデオを見るに、あれでは武君が怒っても無理はないでしょう。馬券を持っているこっちも、まるで同じ心境。

しかも云うに事欠いて、審議の対象馬は青帽子サクラではなく緑の帽子、ナリタだって。おいおいJRAさんよ、そりゃあんまりな言い方じゃないかい。

人気薄のマーブルを捕まえているなら、まあ、3番人気まで流しておけば当たったのでしょうけれども、実績にも鞍上にも勝る単勝1.6倍の馬がいたら、やはり信頼してしまうではありませんか。手綱を引いた武君の姿に、数年前の天皇賞(秋)で予後不良となった、やはり人気馬サイレンススズカの姿が重なりました。

なんて、ちょっとセンチメンタルにでもならなくちゃ、このハズレ馬券は納得がいきません。

ついでにハズレた京成杯。

ニューヨークカフェを軸にアドマイヤ、シック、ウインクルと流そうとした馬券は、軸馬の出走取り消し。それならヒモの3頭をボックスにすれば良かったのだけれど、不良馬場を見込んでカネサマンゲツなんて買いにいったものだから、はっは、肝心の馬連を手放していたのでした。

だって~、たんぱ杯同士の決着なんて、過去に無かったじゃん。(;_;)

というワケで、選び出した馬はみな上位に来てくれるのですが、馬券の買い方がヘタクソ。近年、成長が無い競馬人生ではあります。阿々!

       ※    ※    ※ 追記 ※    ※    ※

文中「審議の対象馬」について、私は思い違いをしていました。
対象馬とは、被害馬を指す言葉で、加害馬についてはパトロールビデオやJRAの発表に記載が無いようです。

さて、ここでちと不可解なお話しが・・・。

結局は審議は「着順通りに確定」となったのですが、このとき加害馬として挙げられた馬は、サクラセンチュリーだけでなく、俄にハナへ立とうとするマーブルチーフと、そのすぐ後ろにいたマイソールサウンドの名前も挙がっていたといいます。

馬体がぶつかり、前をカットされた武君がやむなく手綱を引いたのは、後方集団の外。マイソールサウンドは遠く離れた内にコースを取り、粘る前を追いかけていました。いわんやマーブルチーフは件の場所から遥か前方。ビデオで見ても5馬身近く前を走っています。

内に切れ込んだとは云え、マーブルを差し切ったサクラの末脚は、たしかに立派なもの。そう思ってもなお、何故、無関係と思える他馬の名前を挙げて、加害馬を見えにくくするのか。巷の埒もない噂ではありますが、審議に関する様々な憶測が飛び交うのも、無理からぬ小市民の心情でしょう。

どなたか覚えている方があるでしょうか。01年の京都京都大賞典で、ナリタトップロードが直線で躓き落馬、競走中止となりました。そのとき、離れた前を走っていたステイゴールドが加害馬として制裁を受け、失格に。1着入線を果たしていただけに、ちょっとした物議を醸した事がありました。

同じく淀の2400メートル。因縁めいた出来事です。

なぜか灰色がかった日経新春杯と思えて、ちょっと残念。

サクラセンチュリーを買っていたら、きっとこんなみっともないBLOGは書かないのでしょうね。いやはや、私はやっぱりセコい小市民。

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2005.01.15

日経新春杯と京成杯(予想)

きょうは重賞競走の無い一日。年間130を超えるレースを買うので、ホッと一息な一日なのでした。

それでも競馬ブックを買っちゃったので、まあ朝からお付き合い。単勝1番人気の武君らと、地味な馬連1点勝負で順当な滑り出し。惜敗は5R、4歳以上500万円下クラスの平場競走、ダート1800メートル。

初ダートとなるマヤノガゼールの鞍上は若手の藤岡騎手。彼は昨年秋ころから、思い切りの良い騎乗で開眼したようで、おそらく同期では長谷川騎手、石橋騎手らに並ぶ手腕を持っているのではないでしょうかね。

好スタートを切ったマヤノガゼールは、道中を前々で流れに乗り、直線ではグイと一完歩。後続に1.1/2馬身の差をつけて完勝。砂上が合っていたこともあるでしょうが、次走も楽しみな一頭です。惜しむらくはスカイリュウマ。直線ではよく踏ん張ったのですが、最後は好調スプリングゲントに差されての3着。その後ろに人気馬タフネスゴールドがいただけに、1着、3着、4着馬の馬連でトホホな一競走でした。

ところで再三に人気を被っては負けてしまうダイナミックビートは、どうでしょうね。この日も単勝1.9倍に支持されて出来上がりは9着。見せ場もなく馬群に沈んでしまいました。馬場が不向きとは云えませんから、やはり鞍上か。休み明けを叩いた2走めで10キロ減ですから、不安材料は無かったはずです。

さて、明日は日経新春杯。G1で差のない競馬をしてきたナリタセンチュリーには逆らわないほうが賢明のよう。

一方の京成杯。こちらも連軸はアドマイヤジャパンで間違いないでしょう。

ようやく的中の感触が戻ってきたので、今週は格好が付けられそうです。(笑)

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2005.01.14

はずれまくり

嗚呼、そろそろ明日は当たってくれんかなあ・・・。

トホホ。

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2005.01.11

シンザン記念も

ペールギュントで間違いない。たしかにしの通り。

外すとすればマイネルハーティ。た、たしかにその通り。

次週の京成杯は、とにかくマイネルの馬から買え。そんな格言まであるのだから、ここでわざわざマイネルで無くてもねえ。

絶対の軸と云いながら、ペールギュントを疑って、結局はディープサマーと牝馬ライラプスのボックス馬券を持ち、4頭めに選んだマイネルハーティを消したが百年目。やれやれ、まだ当たりませんよ、重賞。

ところでディープサマーは、やはり短距離屋なのでしょうかね。函館2歳Sで結果を出したころ、なんとなくそんな風に感じたのでしたが、果たして。偉大なる父タイキシャトルの子と思えば、昨日のガーネットSで力の違いを見せつけたメイショウボーラーと重なります。母父サドラーズウェルズの血脈から、もう少し長いところでやれると判断してしまいました。

函館の洋芝で勝ち、中山の砂上で勝ったタイキシャトルの産駒は、脚力がある事だけは実証して見せたように思えます。が、2000メートルまでなら勝てると云っていた当時の陣営の言葉も、この2頭の重賞馬を見るだけでは、いまだ説得力に乏しいものでしかありません。

近年のクラシックでは、依然としてサンデーサイレンス、そして長距離はダンスインザダークの王道は続いていて、なかなか次世代を担う種牡馬が確固としない状況。全重賞で測ると、トニービンやブライアンズタイムも健闘している模様。血統と馬の強さは、永遠のロマンかも知れませんね。

そういえば新馬競走で、良血に期待されて人気をかぶる馬があります。日曜の京都では、トウショウボーイの子が緒戦をこなし、がっちりと1着を確保。さっそく新馬を卒業しました。2000メートルの芝で行われたレースでは、道中を中段に控え、勝負処で押して上がり、4角から直線でスパート。実に器用なレース運びで完勝しました。

こんなレースを見ると、なるほど血統とは...と納得。しかし一方では、2億円を投じて競りで買われた期待馬カームのように、まるで芽が出ないまま中央を去っていく馬もあります。

いまの日本の競馬は、とにかく折れ合いが第一。道中をいかに気分良く走り、仕掛け処でしっかり反応し、良い脚を長く使う器用な馬が勝ちやすいと云います。良血馬の資質とは、抜けたスピードを持っているか、あるいは勝つためのセンスを心得ているか、馬券を思うとき、そんな見極めがあったら良いのかも知れませんね。

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2005.01.09

だーっっ!ガーネットS

ハンデキャッパーの見込みを信頼してアグネスを買った。ダート巧者ヨシトミを信じてヒカリも買った。タイキシャトルの血に期待してメイショウボーラーも買った。武君に脱帽してサミーミラクルも買った。

1番人気から4番人気までを組み合わせた馬券は、儲からなくても的中は間違いないと思っていたし、メイショウボーラーからの馬単で勝負に出たのだけれど。

なんだよ、エンゲルグレーセって。外から差されるなよ、武君! 単勝400倍を超える最低人気の8歳馬が、なにも重賞で飛び込まなくったっていいじゃありませんか。有馬記念のアメリカンボスより酷い。

とは云え、メイショウボーラーはおめでとうさん。今年はダート路線で活躍するのですかね。フェブラリーSを狙うなら、せめて根岸Sで実績をあげなくちゃなりませんが、芝の甘さを詰めたダート適正は、この馬の真骨頂だったのかも知れません。

昨年から遣い詰めですから、今年のフェブラリーSは無理でも、まら活きの良い4歳馬。深い砂をこなせるようなら、地方交流では圧倒的な強さで連覇れきるかも知れません。これから将来が楽しみになりました。

アグネスは57.5キロが堪えたとも思えない馬格でしたが、好位につけながらも直線で抜け出せなかったのは、やはり斤量に泣いたのですかね。自己ベストを出した追い切りは、決して悲観的なものではありませんでした。

同じく好位で競馬をしたヒカリは、ちょっと勝負処で渋ったか、サミーから半馬身差。鞍上の分が着差だったのかも知れませんね。

そのサミーミラクルは、たぶん連下は確保できたと思っていたでしょう。武君が接戦で敗れるのは、いつもこんなケースです。ゴール直前で後方から急襲されると、やはり差し馬が有利。一か八かの末脚勝負にかけた田中騎手の勝ちでした。

それにしても昔で云う明け9歳馬。4コーナーでは後方集団にいたエンゲルグレーセです。瞬発的な体力しか残っていないと云われる高齢馬は、短距離なら通用する、という話を裏付けるビックリ大穴馬となりました。そう云えばエンゲルの生涯成績は[6-2-0-12]と年齢ほど使われていないのねん。

負けた馬券をグズグズ云ったって何も出てこないので(もう散々に云ってますが)、さて明日のシンザン記念。

こんどこそ武君のペールギュントで間違いないでしょう。相手はライラプス、ディープサマー、タガノデンジャラス。

ところで今日の京都の未勝利にて。

テイエムヒーロー号という3歳騙馬が、2コーナーを回ったところで脚に故障発生。どこかの脚が粉砕骨折とかで、予後不良となりました。熊沢騎手との名コンビで上昇気流に乗っていただけに、馬をとりまく方々の心痛たるや・・・。ついでにテイエムヒーロー流しの3点を3角手前で失った私の心痛たるや・・・。

冥福を祈ります。

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ガーネットS予想

ダート路線を歩んできた馬と、この重賞を機会に芝から砂上へ転向を図る馬の混在。昨年のブルーコンコルドたちも、ギャラクシーSや霜月Sをステップに、ここへ参戦し結果を出してきた馬でした。

過去を見ると、重賞に実績もつ馬がハンデ頭でもきっちり勝ち鞍を獲り、ハンデキャップ競走になっても、古来からの傾向は変わらぬよう。こんな特色を持つガーネットSですが、さて今年はいかがでしょうか。

ダートのキャリアを強調材料にヒカルジルコニアとアグネスウィング。芝から来る実力馬でメイショウボーラー。連下に武君を警戒してサミーミラクル。というワケで以下。

◎ヒカルジルコニア
○メイショウボーラー
▲アグネスウィング
△サミーミラクル
×サイモンセッズ

当たりますように・・・。

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2005.01.08

シービスケットがDVDに

もう長いこと劇場へ映画を見た記憶が無かったですが、シービスケットが公開されたときは、一介の競馬ファンとして、何が何でもロードショウ当日に見なくてはと思って映画館を訪れたのでした。

映画のウンチクには乏しいのですが、たしかに競馬のシーンは実に迫力のあるもので、銀幕を前にして騎手の気持ちが少しだけ解ったような気がしました。馬体をぶっつけ、罵声を浴びせながら道中のつばぜり合いは、本当の競馬でもある、と聞いていただけに、なるほどと感心するやら、勝負の世界に憑依を思うやら。やはり騎手の仕事は、穏和なものではないのでしょうね。

もう一つ。競馬の用語にも出てくるステークスは、競走の種別を表す言葉と読みました。

馬主がお金を出し合い、それを賞金として競うレースを指すもの。現在の中央競馬で云うステークスは、特別競走の登録料を分配する仕組みで、これをステークス制と呼んでいるのだそうです。明日のガーネットSも同じですね。

シービスケットでは、馬主同士が持ち馬を競わせるための競馬を行う物語がありました。しかも、それは馬主の邸宅内にある競馬場! 現在でも馬主さんは裕福な方々が多いようで、そのルーツなる姿を垣間見る一幕でした。

そういえば高知競馬のハルウララ号が、映画になるとか。

シービスケットは実在した馬で、また実際にあった物語を脚本にしているだけに、やはり見るほうにも力が入ります。高知競馬の童話に、どこまで感動が得られるか、さて。

ところで今日も競馬は開催していて、朝から可愛らしい馬券で遊んでいるのだけれど、どうにも歯痒い結果ばかり。レース当たり3点の馬券を選び出すことを決め、ボックス、あるいは流しで買ってみると、まあ見事に1着と3着、2着と3着、流してみたら紐同士。ただいま7Rが終了。

高配当を目指しているので仕方ないのだけれども、いや、まったく悔しい!

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2005.01.06

ガーネットS

いましがた隣の喫茶店で九スポを読んでいたら、ガーネットSで牝馬マルターズヒートが穴とした記事がありました。かのプリエミネンスやゴールドティアラを引き合いにして、芝を走り続けていた馬がダートで一変する、と。

なるほど、そんな馬もいました。

芝からダートへの転向と云えば、今年のガーネットSにはタイキシャトルの子、メイショウボーラーがいます。どちらかと云えば、こっちのほうが不気味。ダートのほうが脚に優しい分、馬場が替わっていきなり強くなる馬は、たしかに居ます。

しかしダート路線で名を馳せてきた強者も、やはり2月のフェブラリーSは大目標の一つに違いありません。強いダート馬が次々に引退した近年では、フタを開けてみなくてはわからない混沌としたダート戦線が見えるよう。

金杯でこてんぱんにやられて間もないのですが、こんどこそ。

とは云うものの、間違いないと思っていたブルーコンコルドが回避。アグネスウィングは57.5キロを背負って、果たして・・・。

やっぱり初詣、行って来ようかな。(^^;

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2005.01.05

中山京都全24R

昨年は実に1027回の競走で馬券を買いました。大した自慢にもならないのですが、騎手や馬主、調教師の方々があらゆる手を尽くし、一つでも多くの勝ち鞍を目指して駆る競走馬を思うと、僅かな馬券を手にして関わりたい気持ちが年間1000レースとなったようなワケです。

とりわけ穴馬には魅力があります。

配当の妙味もさることながら、馬の体調や気分、調教や馬場の工夫、奇策を用いて勝負に出る騎手のセンスは、人気馬を確実に勝たせる職人芸に劣らない醍醐味があって、些細な金額の馬券で楽しむには、うってつけの遊び方。そう云えば以前、テンジンショウグンという入障馬が、芝へ戻した日経賞(98年)で大穴を開けたとき、馬主さんさえ単勝馬券を持っていなかった、なんていう事がありましたっけ。鞍上は穴男、江田照男騎手でした。

さて、有馬記念の興奮も冷めやらぬうちに始まった今年の初日。うまく仕事が休みだったので、グリーンチャンネルからインターネットまで、すべてが揃うウィンズのような友人の家で、京都と中山の全番組を買いました。

お正月の変則日程は、調教も難しいそうで、馬の状態も様々。思わぬ波乱に湧くこともしばしばあると云います。一方で馬券も、お正月のお年玉を夢見て、あれこれと競馬ブックの場柱を眺めては思いを馳せる一日。高配当を射抜いたときの感覚といったら、そりゃあもう!

左様な思惑を持って臨んだ午前中は、実に平穏な馬連配当。昨年の一年間の午前中を教訓に、しっかり人気馬を押さえて小波乱を楽しんでいました。中山の5競走で2つ的中。京都は4競走で全敗。それでも2割少々の的中率ですから、まあ我慢。

午後。さて、いよいよ大波乱の予感とばかりに、人気馬を躊躇なく蹴落としたボックス馬券、あるいは人気薄の馬を軸にした馬連流しで勝負です。こいこい...うふふ。が、いつまで経っても武君ばかり。中山もまた然り。おいおい。結局、30倍を超えたレースはたったの一、二競走で、100倍の馬連は、ついぞ見ないまま各競馬場の12レースを終えてしまいました。

どこぞの6Rで鉄板馬券を拾ったのみ。24レース中、的中したのはたったの3レース。午後はほぼ全滅にて哀れなり。金杯の日って、こんなに固かったっけ。(;_;)

しかして金杯。マイネヌーベルもアルビレオも買っていたけれど、軸馬を間違えて大ハズレ。お年玉を貰いに行ったつもりが、JRAに献上してどうするよ。>自分(TpT)

今週末のガーネットSとシンザン記念から出直します。なんてこった。

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2005.01.04

金杯

暮れの有馬記念は、タップダンスシチーに対抗を打ったものの、本命コスモバルクが無惨にも敗退。敢えて外したゼンノロブロイが唯一頭、圧倒的な強さを見せつけ、またしても馬券はハズレてしまいました。

が、実は、ゼンノの馬券を迷って迷って迷って、ええいままよっ!と購入ボタンを押したところ、なんと締め切り。結果的に1万円を損せずに終えた有馬記念でした。(笑)

さて、そんなワケで一度は失った馬券代。もはや金杯に怖いものはありません。

今年もいきまっせ~。

ところで昨年の購入レース数は、ついに1000レースを超えました。的中率は泣きたくなるほど小さな数字。え?、、はい、たったの9%です。万馬券10回というのが、せめてもの救いですかね。やれやれ。今年は重賞中心にしよっと。

金杯。京都はダイワエルシエーロ、中山はエイシンチャンプ。はたして・・・。(^^;

今年もよろしくお願いします。m(__)m

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