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2005.01.11

シンザン記念も

ペールギュントで間違いない。たしかにしの通り。

外すとすればマイネルハーティ。た、たしかにその通り。

次週の京成杯は、とにかくマイネルの馬から買え。そんな格言まであるのだから、ここでわざわざマイネルで無くてもねえ。

絶対の軸と云いながら、ペールギュントを疑って、結局はディープサマーと牝馬ライラプスのボックス馬券を持ち、4頭めに選んだマイネルハーティを消したが百年目。やれやれ、まだ当たりませんよ、重賞。

ところでディープサマーは、やはり短距離屋なのでしょうかね。函館2歳Sで結果を出したころ、なんとなくそんな風に感じたのでしたが、果たして。偉大なる父タイキシャトルの子と思えば、昨日のガーネットSで力の違いを見せつけたメイショウボーラーと重なります。母父サドラーズウェルズの血脈から、もう少し長いところでやれると判断してしまいました。

函館の洋芝で勝ち、中山の砂上で勝ったタイキシャトルの産駒は、脚力がある事だけは実証して見せたように思えます。が、2000メートルまでなら勝てると云っていた当時の陣営の言葉も、この2頭の重賞馬を見るだけでは、いまだ説得力に乏しいものでしかありません。

近年のクラシックでは、依然としてサンデーサイレンス、そして長距離はダンスインザダークの王道は続いていて、なかなか次世代を担う種牡馬が確固としない状況。全重賞で測ると、トニービンやブライアンズタイムも健闘している模様。血統と馬の強さは、永遠のロマンかも知れませんね。

そういえば新馬競走で、良血に期待されて人気をかぶる馬があります。日曜の京都では、トウショウボーイの子が緒戦をこなし、がっちりと1着を確保。さっそく新馬を卒業しました。2000メートルの芝で行われたレースでは、道中を中段に控え、勝負処で押して上がり、4角から直線でスパート。実に器用なレース運びで完勝しました。

こんなレースを見ると、なるほど血統とは...と納得。しかし一方では、2億円を投じて競りで買われた期待馬カームのように、まるで芽が出ないまま中央を去っていく馬もあります。

いまの日本の競馬は、とにかく折れ合いが第一。道中をいかに気分良く走り、仕掛け処でしっかり反応し、良い脚を長く使う器用な馬が勝ちやすいと云います。良血馬の資質とは、抜けたスピードを持っているか、あるいは勝つためのセンスを心得ているか、馬券を思うとき、そんな見極めがあったら良いのかも知れませんね。

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